畜産試験場創立150周年記念について

畜産試験場は、明治9年エドウィン・ダンの指導で北海道開拓使真駒内牧牛場として開設されて
以来、創立150周年を迎えることとなりました。現在の北海道畜産の発展は、エドウィン・ダン
が、牧牛場の他、畜産に関する幅広い技術指導とともに道内に牧羊場、牧馬場等を開設して、北
海道畜産の基礎を築いたからに他なりません。
150年の間には、牧牛場は種畜場を経て、試験研究を主な役割とする畜産試験場へ変わり、
研究対象も乳牛と肉牛の大動物の試験場から、中小家畜の滝川畜産試験場と統合して、畜産に関
する総合試験場となりました。乳牛については主に中標津町の酪農試験場に集約されるなどの変
遷はありましたが、道内における種畜供給や畜産技術開発、情報発信などの役割は今も昔から変
わっていません。
北海道の畜産は、全国1位の産出額を誇り、道内農業産出額の6割近くを占める基幹産業とな
っています。一昨年肉用牛の産出額でも全国1位となったように近年は和牛が伸び、来年十勝で
開催される北海道全共を契機に一層の発展が期待されています。畜産試験場は、北海道が日本の
畜産物供給基地として、畜産の発展が続くよう、これからも技術開発で貢献していきます。



